グリーンクリート研究会の
SDGs宣言
国連で2015年に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は現在様々な分野で浸透し、
未来の社会を自分たちで作っていく意識が広がりつつあります。
グリーンクリート研究会ではいち早くその動きに注目し、生コンクリート業界として未来の社会や地球に対しどのような貢献ができるのか、
複数の関連企業が集まり研究開発を進めてきました。SDGs宣言を通し、
我々の意識や理念を再確認するともに、サスティナブルな社会の実現に向け邁進していきます。
技術の革新(イノベーション)
①JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)のリサイクル材の積極的な活用
②リサイクル材の品質特性を生かした高品質なコンクリートの実現
③実製造されているコンクリートについて、長期性能評価の実施
④最新技術を積極活用した生コンクリート開発へのチャレンジ
⑤実際に壁模擬部材を作成し、定期的に各種硬化物性試験を行い、経年劣化(製造から30年まで)の経過観測実施による調整性能試験の実施
リサイクル材活用の推進
①火力発電所発生由来のフライアッシュ、製鉄所発生由来の高炉スラグ細骨材の積極活用
2020年度グリーンクリート年間納入実績30万m3(3社合計)
②残コンなど生コンクリートより発生する、スラッジ水・上澄水・回収骨材の積極的な活用
→JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に規格されている範囲での積極活用を目的とした、配調合設計の確立を目指し、品質特性の明確化を2024年度までと定め開発を目指す。
③生コンクリート製造会社・各種材料メーカ・第三者試験業者が連携し、積極的に産業副産物を有効活用した、リサイクル率100%の商品開発を2021年度よりスタート